医療ミス

全開でムコダイン

 前回からの続き。内科→耳鼻咽喉科→内科と行ってみたが、どこでも風邪と診断された。が、やっぱり納得いかない。心の中のおやじみたいな奴が、「これ、絶対風邪じゃねーだろ」とぼやいている。

 不安になって今度は呼吸器科に行ってきた。いくつもの医者を渡り歩いてジプシーのような気分。待合室でゴフゴフ咳してるだけで、周りから白い目で見られる。インフル流行りのご時世だから仕方あるまい。

 診察中にもゲホゲホ咳き込んで痰が吐きたくなったので、ティッシュをくれと言うと、渡されたのがこれ↓

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思わず、ヒィッ!と叫んで手から落とした。

製薬会社のやつなんだけど・・・・。ね、何をアピールしたいの?歯医者さんに置いてあるならまだしも・・・怖いよー!!。このデザインにGOサインを出した奴の顔が見たい。

「これ・・・いくらなんでも全開で笑いすぎですよね?」

と看護婦に同意を求めるも、聞こえなかったのか、冷たく無視される。

 そして、レントゲンやら肺の検査やらアレルギー検査で1万円もとられた末に下された診断は、

「喘息ですね。アレルギー性かも」。

ガーン!、健康には自信あったのに・・・

 そして、痰を切りやすくする薬として、ムコソルバンより少し格上のムコダインを処方される。ムコダインもかなり頼もしい名前だ。帝人ファーマの薬はネーミングセンス最高!そして、喘息患者しか持てない例の吸入器をゲット。

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ナメック星人の持ち物みたいでちょっとアガる。

 チャリで帰る途中にふと下を向くと、チャックが全開!ただの1ミリも閉まってない。最後にトイレに行ったのは家を出る前だったからずっと全開だったことになる。してみると、病院での冷たい視線とか、看護婦の態度とかが全て腑に落ちた。

 シャイな看護婦は、あのティッシュで「アンタも全開だよ!」と教えてくれていたのか・・・

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「全開よ!」

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「全開なのよ!(私もあなたも)」

ってゆーことだったのかー!!!

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医療ミスとムコソルバン

 一ヶ月前からしつこい風邪をひいている。

 新型インフルだなんだと物騒な御時世なので、すぐに内科に行った。インフルだと高熱が出るらしいので、すぐに熱を測らされる。

「36.5C!はい、ただの風邪ー」

 老医師に笑って秒殺診断を下され、やたらといろいろ薬を処方された。薬の中にムコソルバンという痰を出しやすくする薬があり、たのもしげな語感がやたらと気に入る。これを飲んでいれば大丈夫だという気がする。なんとなく。そのため、他の薬をサボることはあってもムコソルバンだけは欠かさず飲んだ。

 けれども2週間ぐらい安静にして薬を飲み続けたが、一向によくならない。それに症状がどうもおかしい。ただひたすら痰が出続けるだけで、のどの痛みや咳、鼻水など風邪の諸症状が一切ないのだ。

 風邪というのは誤診で、実はもっとタチの悪い病気なのではないか?という疑念が脳裏をよぎった。

 そこで今度は目先を変えて耳鼻咽喉科に突撃となりの晩ご飯。

「あ、風邪ですねー」

 耳鼻咽喉科よ、おまえもか。おまえもそんなに簡単に判断するのか・・・内心不満たらたらだった。

「でも、痰がひっきりなしに出るだけで、鼻水も喉の痛みも熱もないんですよ」

「“そういう種類の”風邪です。お薬は、痰を出しやすくする・・・」

「ムコソルバンですね?」

知ったかぶりして間髪入れず言うと、医者が少し驚いた。一矢報いた気がした。

 その後、一ヶ月たってもまだ治らないので、今度はまた別の内科に行った。

「風邪だと思いますが、不安なら痰の検査とレントゲンを撮りましょう。」

レントゲンは問題なし。痰の検査結果は後日出るということで薬をもらって帰る。今度もやはりムコソルバンが入っている。

 一週間後、ポストに病院からの封書が入っていた。確か、検査結果を聞かされるためにもう一度出向かなければいけなかったはずなのに・・・

!!ひょっとして重大な医療ミスが判明して、口頭ではショッキング過ぎて言えないような深刻な病名が書かれていたりして・・・

で、こわごわ封を開けると、

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医療ミスは医療ミスでも医療“事務”ミス・・・

“さて” じゃない!

結局、検査の結果は問題なく、やはり風邪らしい。ちなみにまだ痰は出続けている。

まだしばらくはムコソルバンの世話になるしかない。

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